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2023年最新!ケアマネ受験者数増加!

厚生労働省はこのほど10/8に実施された第26回介護支援専門員実務研修受講試験の受講者数を公表しました。

全国で5万6532人が受験し前年度より2126人増加し4年連続で増加しています。合格発表は12/4の予定となっています。

受験者数と合格率

※過去の受験者数の統計表 厚生労働省HP引用

受験者数 合格者数 合格率
第18回(平成27年度) 134,539人 20,924人 15.6%
第19回(平成28年度) 124,585人 16,281人 13.1%
第20回(平成29年度) 131,560人 28,233人 21.5%
第21回(平成30年度) 49,332人 4,990人 10.1%
第22回(令和元年度) 41,049人 8,018人 19.5%
第23回(令和2年度) 46,415人 8,200人 17.7%
第24回(令和3年度) 54,290人 12,662人 23.3%
第25回(令和4年度) 54,406人 10,328人 19.0%
第26回(令和5年度) 56,532人

 

※第25回(令和4年度)都道府県別合格者数 厚生労働省HP引用

北海道 511人 埼玉県 555人 岐阜県 168人 長崎県 133人
青森県 95人 千葉県 423人 静岡県 297人 熊本県 183人
岩手県 92人 東京都 937人 愛知県 568人 大分県 102人
宮城県 159人 神奈川県 691人 三重県 128人 宮崎県 100人
秋田県 97人 新潟県 176人 滋賀県 104人 鹿児島県 174人
山形県 80人 富山県 104人 香川県 82人 沖縄県 94人
福島県 169人 石川県 87人 愛媛県 145人 総計 10,328人
茨城県 197人 福井県 61人 高知県 77人
栃木県 122人 山梨県 52人 福岡県 437人
群馬県 187人 長野県 239人 佐賀県 69人

ケアマネジャー試験の合格率は年々低くなる傾向にあり、令和4年度に実施された第25回の試験では19%の合格率でした。

過去5年の合格率の平均は17.9%となり、簡単な試験ではないことがうかがえます。

ケアマネジャーの試験が難しい理由

  • 五肢複択の出題形式
  • 試験時間が短い
  • 学習時間の確保が難しい
  • ケアマネジャーの質を向上するため

五肢複択の出題形式

ケアマネジャーの試験は五肢複択形式で出題されます。

五肢複数とは5つの選択肢から複数の正解を選ぶ形式で、1つでも答えを間違うと不正解です。

一方、介護福祉士国家試験は五肢択一形式で出題され、1問につき正解は1つしかないため、解答に時間はかかりません。

五肢複数は解答の所要時間がかかり、結果として試験の難易度も高くなります。

試験時間が短い

ケアマネジャーの試験が難しい原因の一つは、試験時間の短さです。

ケアマネジャーの試験は、120分で60問出題されます。

一方、介護福祉士国家試験では、220分で125問が出題されます。

学習時間の確保が難しい

ケアマネジャーを目指す方の多くは、働きながらの受験になります。

厚生労働省の調べでは、第25回介護支援専門員実務研修受講試験の職種別合格者数で、もっとも多かったのは介護福祉士という結果が出ています。次いで多かったのが看護師・准看護師です。

どちらも働きながら難易度の高い試験勉強に取り組むため、思うように学習が進められずに合格できなかったというケースも少なくないようです。

ケアマネジャーの質を向上するため

ケアマネジャーの質を向上する目的で受験資格が厳しくなった結果、合格者が少なくなった可能性も否めません。

2017年までは、初任者研修修了者は実務経験5年以上、無資格でも実務経験10年以上で受験できました。

しかし、ケアマネジャーの質の低下や介護職員の減少が問題視され、2018年度に受験資格が厳格化。

受験資格が『規定の国家資格に基づく業務、または相談援助業務に従事し、5年以上の実務経験』となり、受験のハードルが上がりました。

まとめ

ケアマネジャーの試験は、ほかの介護系資格と比較しても難易度が高い試験です。

五肢複択という出題形式の難しさもさることながら、試験時間も十分ではないため、合格が難しい試験となっています。

また、働きながら受験する方も多く、学習時間の確保も課題になるでしょう。

働きながらケアマネジャーの試験に合格するためには、試験対策講座を上手に活用して、効率的に学習を進めるのがベストな方法です。

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