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介護職のストレスあるあるを徹底解剖!おすすめの発散方法は?

介護職はやりがいのある仕事ですが、人手不足や給料が少ない、人間関係のトラブルなどなど、介護職特有のストレスを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

それでも、介護職は利用者の家族やお年寄り、関係者からも感謝される素晴らしい仕事です。

今回は介護にまつわるストレスあるあるを徹底解剖して、つらいストレスの原因や気持ちを楽にする解決方法・発散方法をご紹介します。

介護職の主なストレスと解決方法を合わせて紹介!

介護は肉体的・精神的にも負担が多くストレスが溜まってしまうことが多い仕事です。

その中でももっとも感じやすいストレスそのストレスをケアする解決方法について考えてみましょう。

職場のやり方に耐えられない

お年寄りを介護する、手助けするという精神であるはずが

  • 経営サイドのほうから売上アップの営業を求められる
  • 高齢者に負担の多い企画を通そうとする
  • スタッフのSOSに耳を傾けてくれない

などなど、無理を押し通されたり「これがうちのやり方」だと聞く耳を持ってくれないといった職場と自分のやり方とのギャップに耐えられず、悩まされる事も多くあります。

こんな解決方法はいかがでしょうか?

求人ナビ編集部

職場のやり方についていけない、耐えられないという場合は自分の中で気持ちにフタをしてしまうよりも、思い切って信頼できる人に相談する、心の内を打ち明けてみるということも大事です。

無理してその場にとどまってしまうよりも、もっと自分に合った職場への転職を考えてみるのもひとつの方法です。

人間関係がしんどい

介護職の職場は実に様々な人と関わって仕事を進めていくため、人間関係で悩む人も多いです。

介護の仕事自体、幅広い年齢層の方が働いていますし、さまざまな経歴の持ち主の方がいます。

そんな中ではさすがにそれぞれ価値観も違ってくるので、すれ違いも増えてしまいます

また少人数でチームを組むためどうしても閉鎖的な環境になってしまい、合わない相手と組まなくてはならなかったり、意思疎通が困難になってストレスがどんどん溜まってしまうこともあります。

こんな解決方法はいかがでしょうか?

求人ナビ編集部

人間関係で悩んでしまう場合、いつまでもイライラしていても仕方がありません。

相手も自分も完璧ではないということを念頭に、価値観の違いを柔軟に受け入れることが大事です。

自分と違う介護の目線を知る良い機会だととらえ、一歩引いたところからお互いの関係を見つめてみるようにしましょう。

スタッフによって給料が違う

引用:厚生労働省 平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

上の表は厚生労働省が発表している「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」という資料に記載されている、介護従事者の給与の状況を調査してわかった給与平均額です。

どの業種も平成29年度に比べて賃金が上がっている傾向が見られますが、よく見てみると同じ介護従事者でも業種ごとに平均賃金が違う事がわかります。

同じ職場で働いていても資格によって賃金が違い、一番少ない調理員の254,450円と一番多い看護職員の372,070円の差は117,620円にもなります。

さらに無資格で働いている方の場合は上記の平均給与よりも低い給与で働いています。

また勤続年数などによっても基本給額が変わってくるため、同じ仕事をしていても給料が変わってくるので、不公平に感じてしまうこともあります。

こんな解決方法はいかがでしょうか?

求人ナビ編集部

長く働けば働くほど給与は上がっていく傾向にあるので、キャリアを積むのも大切です。

それに合わせてスキルアップも目指し、資格を取得することで給料も上がっていくようにしてみてはいかがでしょうか?

人手不足で一人にかかる負担が大きい

介護職は離職率も高いうえに最近の超高齢化社会の問題も重なり、慢性的な人手不足となってしまっています。

そのため職員ひとりあたりの負担がどうしても多くなってしまい、

  • 残業を強制される
  • 休みが取れない
  • 休憩時間が少ない
  • シフトを急に変更される

といった無理を押し付けられ、ストレスが溜まってしまう状況に置かれています。

こんな解決方法はいかがでしょうか?

求人ナビ編集部

個人としての負担軽減は難しい点があります。施設長に職員ひとりひとりの負担を軽減するためのITの導入やロボットを使った介護の身体的負担の軽減、外国人介護人材の受け入れなどを提案してみるのもひとつの解決方法です。

身体がしんどい

ご高齢者の入浴や移乗介助、また身体を支えてあげたり、かがんでの作業などなど介護は体力が必要な重労働が以外に多い仕事です。

さらには不規則な勤務などといった負担もかかってくるため、疲れが溜まってしまい身体の負担や不調を訴える介護職スタッフも多いです。

こんな解決方法はいかがでしょうか?

求人ナビ編集部

負担の大きい仕事だからこそ、自分の生活習慣を整えていくことが重要です。

規則正しい睡眠とバランスの取れた食事を心がけ、普段から生活の中に運動やストレッチをする習慣を取り入れましょう。

夜勤で規則正しい睡眠は難しいという方でも、運動を取り入れるだけでも違いますよ。

利用者へのストレス

介護では認知症のご高齢者から罵詈雑言を受けてしまったり、不穏な行動で心身共に疲れ果ててしまったり、利用者の家族から心無い言葉を浴びせられるなど辛い思いをすることもあります。

体力的な疲れに合わせて精神的にもダメージを受ける事が多く、ストレスが溜まってしまうケースが後をたちません。

こんな解決方法はいかがでしょうか?

求人ナビ編集部

相手の事を思ってやっているのに、ケアを否定されたり暴言を吐かれたりと相手が普通の対応をしてくれずご老人に失礼な事を考えてしまったり言葉が荒くなってしまったりして自分を責めてしまうことも多いでしょう。

そんな気持ちは、他のスタッフも同じ思いを持っていることも多いのです。

スタッフ同士でいつも情報交換などをし、気持ちを共有していくことを心がけましょう。

煮詰まってしまう前にお互いに解決策を模索しあったりすることもでき、ストレス軽減につながります。

こんな会社は注意!ストレスを増長させる職場チェックリスト

介護施設の中には、残念ながらスタッフを大事に扱ってくれないようなところも存在します。

下記の項目に一つでも当てはまっている職場であれば、注意が必要です。

職場内でハラスメント行為が多発している

企業側からのセクハラに関してはあまりよく聞きませんが、なによりパワハラが横行している事が多いです。

もしセクハラがあるようであれば、即刻転職するべきです。

パワハラとは職場の上司やスタッフなどから暴力を受けた、暴言を吐かれたなどというわかりやすいハラスメント行為だけでなく、相手の立場や権力を利用した嫌がらせもパワハラに当たります。

残業手当なしで残業させられる、上司とトラブルがあったために夜勤を減らされた、利用者からの暴力などに対し何の対策も検討しない、当日欠勤を代理がいないからなどという理由で認めてくれないなどなど、すべてパワハラとなります。

任意のない残業・休日出勤・夜勤を強いられる

労働基準法では、もし夜勤などがある場合でも一週の労働時間を40時間以内にしなければならないという決まりがあります。

それなのに「これをやっておいて」「これ手伝ってくれないと困るよ」などと、高圧的に任意もない残業を押し付けてくることがあります

また代理がいないからなどという企業側の勝手な理由で休日出勤や夜勤を押し付けるという行為も、実際には違法なのです。

無資格の介護職員に医療行為を行わせる

介護職員は看護職員と違い、行ってはいけない医療行為があります。

そこの線引きをせずに、介護職員に医療行為をさせているというところもあります

介護職員が不正な医療行為をして利用者の様態が急変してしまったり、疾患が悪化した、副作用が出だした、最悪な場合後遺症が残った、利用者の命を奪ってしまったなんてことになってしまうと業務上過失で訴えられてしまう事にもなりかねません。

施設側には、介護職が医療行為を行わないことを徹底する義務があります。

利用者にハラスメント行為をする

施設の利用者に対して、暴力を振るったり暴言を吐くといったハラスメント行為は、大なり小なり昔から起こってしまう問題でした。

しかしそれがあまりにもひどい場合は、スタッフなどの責任というよりもそんなストレスの溜まる環境を野放しにし続けている雇用側の責任も大いにあります。

スタッフの負担に耳を傾けない、無理な労働を押し付けているというハラスメント行為を解消するための環境がまったくないといったことも、ストレスが増長されてしまう原因となります。

実際の介護職のストレスの声をまとめてみました!

求人ナビ編集部

介護職は相手があっての仕事なので、どうしてもストレスが溜まりがちです。

職員同士で話し合う場を設け、ひとりで抱え込まないようにすることも大事です。

求人ナビ編集部

介護職を続けていると、どうしても良かった点より悪かった点が目立ってしまうかもしれませんね。

それでもやはり感謝される仕事ですので、良い点も悪い点もプラスに捉えていくようにすると負担も軽くなっていきます。

求人ナビ編集部

ブラックな介護施設であった場合、我慢して続ける必要はまったくありません。

職員のことをしっかりと考えてくれている施設もきちんと存在します。

介護職のストレスに耐えられない場合は転職も考えよう!

職場のやり方に耐えられない場合の解決方法でもお伝えしましたが、やはりストレスに耐えられない場合は転職もひとつの方法です。

優良な介護施設もあるのですから、無理して続けて心身を削ってしまうよりも思い切って転職し、大変でもやりがいを感じる事ができる仕事を続ける方がなによりです。

まとめ

  • 介護はストレスの溜まりやすい職種だけど、解決策もある。
  • ストレスを増長させる職場には注意!
  • 耐えられないストレスを感じる場合は転職もあり!

どんな仕事にもストレスは付き物です。

介護だからと決めつけず、うまい対処法でストレスをかわしていくのも大切です。

しかし、どうにもならない問題もあります。

その問題をよく見つめてみたときに一番ストレスを感じているのは介護の仕事にではなく、スタッフの負担軽減を考えてくれない職場、人手不足による過度な労働、人間関係のいざこざなどの仕事以外の問題が多いのではないでしょうか?

ご老人の介助は大変ですが、ご利用者からもその家族の方たちからも喜んでもらえる仕事です。

今回のストレスの解決方法を参考にしてみて、それでも難しいという場合はもっと自分に合った職場への転職も考慮してみてくださいね。

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